寒すぎる!その凍え方もしかしたら体からのSOSかも

寒さが厳しさを増すこの季節、ゾクゾクっと背中に寒さを感じることはよくあります。そんな瞬間は誰でも鳥肌が立って筋肉が硬くなり、顔が青白くなるものですが、この寒さの感覚は人それぞれ若干異なります。

周囲の人と比べて極端に寒がる、寒さを感じやすくなったと感じる…その寒さには次の7つの病気が隠れているかもしれません。

1. 水分不足

水分は体の代謝機能を維持する上で欠かせません。水分が不足すると消化機能が低下し、食べ物がうまくエネルギーに変換されず体があたたまりません。人によって適量は異なりますが、一般的には毎日2リットル程度の水を飲むと代謝機能が活発化すると言われています。

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2. 甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は、代謝を調節する甲状腺ホルモンの分泌量が減った状態のことです。新陳代謝が低下するため、体内で正常に熱が生成されず寒さを感じやすくなります。甲状腺機能低下症の他の症状は、甲状腺のある喉の腫れ、むくみや便秘、白髪が急に増えたり強い倦怠感を感じるなどがあります。こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

甲状腺ホルモン剤を服用して治療することはできるので、複数の症状に思い当たる場合はすぐに医師の診断を受けましょう。

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3. 低体重

低体重の場合も体を寒さから守る皮下脂肪が少なすぎるため、寒さを感じやすくなります。食事量を減らしすぎると、新陳代謝のバランスが崩れ体温維持機能に支障をきたします。BMI値18.5から25.0は標準体重とされていますが、「モデル体重」と呼ばれるBMI値18はすでに低体重で痩せすぎです。筋肉量も少ない傾向にあるので、体の発熱量も小さくいつまでも体が温まりません。

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4. 貧血

血中の赤血球の量が異常に減少すると貧血状態になります。血液が細胞や臓器に十分な酸素を供給できないため、手足が冷たくなります。顔色は青白くなり、脈拍数が増え、疲労感や頭痛を生じることも。通常はバランスの良い食生活と、サプリメントなどで改善しますが、長引く場合は医師に相談してください。

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5. 循環器機能の低下

血液やリンパ液を体内で循環させる働きが低下した場合も、指先や足の末端に十分な血液が行き渡らず冷たく感じます。血液を心臓に循環させるポンプの働きが落ちると、手足の血管を収縮させて心臓や肺をめぐる血液を増やすためです。

こうした循環器機能の低下は長期的には心臓の負担となり心不全を引き起こすことがあります。心不全の初期には坂道を登ったり重たいものを持ったりすると息切れが激しくなります。この時点でできれば医師に相談しましょう。

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6. 睡眠不足

正常な体温を維持する上で、十分な睡眠をとることはとても大切です。睡眠が不足すると寒さを感じやすく、風邪をひきやすくなります。眠れない夜は不安や焦燥感にかられがちで、精神的な疲れも増加してしまいます。入眠を楽にして深くぐっすり眠るための睡眠のコツをこちらの記事でご紹介しています。

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7. レイノー病

レイノー病を患っている場合、それほど寒い場所にいなくても体の末端への血流が一時的に極端に悪化します。血液が行き渡らなくなった手足の指先は、部分的に色が白く変わり感覚を失います。

レイノー病は、時間の経過とともに自然に改善することが多く、よほど強い症状がない限り薬を処方されることはほとんどありません。一方、膠原病の初期症状としてレイノー病の症状が現れることがあり、検査で確認した方が良いと言われています。レイノー病についてはこちらの記事で詳しくご覧いただけます。

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気温が下がれば誰でももちろん寒さを感じます。風邪の引き始めの悪寒かもしれません。でも異常に寒さを感じさらに他の症状なども当てはまったら、体からの大切なSOSのサインと思って医師の診断を受けてください。

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