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子どもに買ってはいけない食品10選

よく日本と国民性が似ているといわれるドイツでは、なんと子どもの7人に1人が肥満もしくは太り過ぎなんだとか…。運動不足や不健康な食生活がその主な原因とされていますが、不健康な食事がもたらす問題はもちろん肥満だけではありません。大人にとっては平気な食べ物でも、子どもの健康にアレルギーなどの悪影響を及ぼす食品は多数存在するのです。

そこで今回はみなさんに「決して子どもに与えてはいけない食品10選」を紹介します。それではどうぞご覧下さい。

1.ガム

ガムを子どもに与えるのは控えるべきでしょう。虫歯の原因となる糖分が多く含まれているのはもちろん、子どものお腹は刺激に弱いため、シュガーフリー・ガムに使われている人工甘味料が原因でひどい下痢になってしまうことがあります。

Ohne Titel

2.電子レンジで作れるポップコーン

電子レンジで簡単に作れるポップコーンが発売されるようになってから、塩バター味のポップコーン片手に大好きな映画を自宅で鑑賞するのが週末の楽しみになった人も多いはず。でもこのポップコーン、決して健康な食品ではありません。なぜなら袋に撥油性をもたせるために発がん性を疑われているフッ素系界面活性剤が使用されている場合があるからです。フッ素系界面活性剤は熱に反応するため、ポップコーンと一緒に体内に取り込んでしまう危険性が否めないのです。

microwave popcorn

3.ポテトチップス

子ども達に人気のお菓子の一つ、ポテトチップス。大人でもついつい食べ過ぎてしまいますが、塩分と脂質を多く含むポテトチップスは健康とは程遠い食品です。幼い子どもにとっては、小さじ1杯のごく少量の塩分でも過剰摂取となってしまい、下痢や吐き気、心拍数の上昇を伴う食塩中毒になってしまう場合もあります。

G2, birthday edition

4.グミ

グミもポテトチップスと並んで子ども達に人気のお菓子ですが、グミはほとんど糖分で出来ています。糖分は健康な歯の成長を阻害するのみならず、その過剰摂取は子どもの多動性や暴力性を助長する可能性も指摘されています。グミの代わりに果物やドライフルーツを与えることをオススメします。

Making a Gingerbread House

5.ホットドッグ

アメリカ癌協会による「1日あたり50gの加工食肉を食べただけで、大腸ガンのリスクが18%増加した」とする研究結果が各界で波紋を呼んでいます。加工食肉には発がん性の疑いのある食品添加物が多く含まれているため、ソーセージやウインナーを子どもに与えるのは極力控えるようにしましょう。

hot dog silliness

6.ピザ

ピザも子どもに人気の食品ですが、栄養分が多いかというとそうではありません。特に冷凍ピザは塩分と脂質が多く含まれており、また冷凍ピザに多量に含まれるDHMO(ジハイドロゲン・モノオキサイド)は、ピザ依存症を引き起こす大きな原因とされています。

Pizza Eater

7.アイスクリーム

砂糖、クリーム、乳化剤、化学調味料などはほとんどの場合、スーパーでよく見かける大手メーカーのアイスクリームに含まれています。特に乳化剤は、今まで考えられてきた以上に健康への害があることが懸念されています。乳化剤は食欲を増進させるため、肥満の原因となるほか、大腸の上皮細胞を有害なバクテリアから守る役割を持つ粘膜の層を破壊し、大腸炎を引き起こすことが明らかになってきたのです。

Two ice creams and an ice tea

8.ダイエット・コーラ

カロリーの含まれていないダイエットコーラは健康なはず?それは大きな間違いです!なぜならコカコーラ・ゼロなどのダイエットコーラには、人工甘味料のアスパルテームが使われているから。多くの研究結果によれば、アスパルテームは食欲の制御を困難にし肥満の原因となる可能性が疑われています。

Grammas Go Better With Coke

9.蜂蜜

健康食品といえば、よく話題にあがるのが蜂蜜です。しかし1歳未満の赤ちゃんに蜂蜜を与えるのは絶対にやめて下さい。甘くて美味しい蜂蜜ですが、生後1歳未満の乳児に与えると乳児ボツリヌス症を発症する危険性があるからです。大人の場合、ボツリヌス菌が体内に侵入しても、腸内細菌との戦いに負けてしまうため問題ありません。しかし、腸内細菌の環境が整っていない乳児の場合、ボツリヌス菌が毒素を作ってしまう危険性があるのです。

Chef Carol Kalil

10.トマト缶

長期保存ができるため、ストックしておくと便利な缶詰。食材を包丁で切る手間も省けるため、時短料理には欠かせません。しかし、主にトマト缶には缶の内側にエポキシ塗装が施されており、トマトの酸性度が高いため、ビスフェノールA(BPA)と呼ばれる物質が溶出していることが認められたそう。ビスフェノールAはカナダでは、健康に有害で神経以上や早熟を引き起こす可能性のある有害物質に指定されています。

tinned tomato decision

いかがでしたか?もちろん今回紹介した食品を与えたからといって、お子さんがすぐに肥満体質になってしまう訳ではありません。しかし、つねにバランスの良い食事を心がけ、添加物の含まれる食品を避けるなどして健康リスクを抑えることは大変重要です。

こちらの記事では、なかなか寝付かない子どもに食べさせるだけで、子どもがぐっすり寝てくれる8つの食品を紹介しています。ぜひご覧ください!

プレビュー画像: / © flickr / jencu © flickr / Randen Pederson