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脂肪燃焼を高める|梅干しを加熱した方がいい理油

疲労回復や食中毒の予防などでしられる梅干しは定番の食材。毎年初夏に出回る梅を購入して梅干しを自宅で手作りしているという人も多いのではないでしょうか?

そんな梅干しですが、実はダイエット効果があることが明らかになっています。梅干しには、食欲を抑え体のエネルギー代謝を高めるレプチンというホルモンの分泌を促す働きがあるのだそう。また梅干しの主成分であるクエン酸を摂取することで、便秘解消や血液サラサラ効果によってエネルギー代謝が良くなり、体に余分な脂肪が蓄積されるのを防ぎダイエット効果を期待することができるのです。

そして、さらに梅干しはそのままではなく、焼いたり温めたりして熱を加えて食べるとより一層ダイエット効果を高めることができるのだそう。

加熱した梅干しに期待できる健康効果

・脂肪燃焼効果
梅干しにはダイエットホルモンであるレプチンの分泌を高める効果があると先に説明をしましたが、梅干し自体に含まれるバリニンという成分にも脂肪を燃焼し、脂肪細胞を小さくする効果があるといわれています。

梅を加熱をすることで、梅に含まれるバニリングコシドという成分がこのバリニンに変化するため、より脂肪燃焼効果を期待することができるのだそう。加熱することで、バリニンは加熱前の1.3倍にもなるのだとか。

・血流改善、むくみ解消
梅干しを温めることで、クエン酸と糖分が結合しムメフラールという物質が生まれます。このムメフラールは、血流を良くし、代謝を活発にする働きがあります。血流が改善されることで、ダイエットの大敵であるむくみや冷えを解消、そして代謝もアップさせることができます。

また、このようなダイエットへの効果だけでなく、焼き梅干しは、体を温め発汗や解熱作用を促す作用もあり、風邪の時にも強い味方になります。

梅干しを温めることで増えるバニリンという成分は、冷めても減ることがないため、まとめて加熱して冷蔵庫に保存することがでいます。

梅干しの加熱方法

・焼き梅干し
フライパンやトースターを使って梅干しを焼きます。

・ホット梅干し
電子レンジで加熱をして温めます。梅干し10個の場合、500Wの電子レンジで1分。

注意:加熱すると梅干しの細胞が壊れ抗菌力が落ちるので、1週間程度で食べきるようにしてください。

梅干しは、加熱しても味がほとんど変わらないため、白湯やスープに入れたり、またはソースにしたりと、いつも食べているように使うことができます。

加熱した梅干しの効果を利用したダイエットですが、食べすぎると塩分のとりすぎになって逆効果になってしまうため多くても1日3粒までとするようにしてください。または、塩分控えめの梅干しを使用するようにしてください。

季節の変わり目で疲れから体調を崩しやすいこの季節、体を元気にしてダイエットにも効果アリなホット梅干しが強い味方になりそうです。

プレビュー画像:©︎Twitter/nao7070y

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