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あなたは重病の兆候を見逃しているかもしれない。

病気のサインを認識し、それを正しく解釈・診断するのは簡単なことではありません。重病であっても自覚症状が現れないこともあれば、全く心配する必要がない場合でも不安や強いストレスにさらされることもあります。

痛みや違和感、不快感が続く場合は自己診断せず必ず医師の診断を受けることが重要です。特に今回紹介する症状がある場合は要注意!

1. 指の変色

両手指の皮膚の色が蒼白になる症状は、レイノー病が疑われます。この皮膚色の変化は虚血症状が原因で、変色以外にも指先に冷感や痛み、痺れが生じることもあります。これは、冷えや精神的なストレスで小動脈に発作的に起こるけいれんが原因とされています。

症状が軽い場合には病院を受診しなくても症状が悪化する心配なども特にありません。しかし40歳以上で、日常生活に支障をきたすほどの症状がある場合は、進行性の皮膚硬化を発症する「強皮症」の可能性もあるので注意が必要です。

2. 視界に黒い点のようなものが映る

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ふとした瞬間に視界に黒い点のようなものが映る、という症状は多くの場合は生理的な飛蚊症(ひぶんしょう)が考えられます。紫外線による刺激、ストレス、加齢、眼精疲労などを原因とするものが多く、病的ではありません。半透明の小さな輪っかのようなものや白い線のようなものが映る場合もあります。

ただし、視界に黒い点がたくさん飛んでいたり、半透明の糸くずのようなものが大量に浮かんでいる、チカッっと一瞬明るい光が見える、また、同時に頭痛や目の痛み、充血、視界がかすむといった症状がある場合は、生理的飛蚊症だけでなく、網膜剥離や緑内障などの眼病の初期症状の可能性もあります。その場合、初期症状をできるだけ早く自覚し、できるだけ早く眼科を受診することが、目を守るためになにより重要です。

3. 皮膚が剥がれる

皮膚が剥がれ落ちるのは、乾燥やビタミン不足やミネラル不足が原因かも知れません。しかし痒みや痛みを伴う場合は、感染症の恐れもあるので皮膚科を受診するようにしましょう。

4. 止まない耳鳴り

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耳鳴りの原因は、ストレス、(大きすぎる音による)鼓膜の外傷、中耳炎、外耳道炎、更年期障害、ストレス、突発性難聴など、さまざまなものがあります。 コンサートの後などに耳鳴りがする場合は、48時間以内に止むかどうかを確認してください。それ以上長く続く場合は、耳に炎症を起こしている場合もあるので耳鼻科を受診することをお勧めします。耳鳴りを引き起こすものには、脳腫瘍、脳出血などといったように脳を原因とする病気もあるので、自然に治るものとして放置することは危険です。

5. お腹の音

お腹が鳴るということは、ガスが腸を動かすことで発生する音で、ほぼ一日中起こっている正常な機能です。しかし、下痢を伴い、いつまでも鳴り続けるという場合は、胃腸が炎症を起こしたり、過敏性腸症候群などの病気も考えられます。

6. 嗅覚の喪失

臭覚の消失は、鼻充血または鼻閉塞、アレルギー性鼻炎、また、年を取るにつれて嗅覚が衰えていくことがあります。それは珍しいことではありません。 しかし、原因が不明で匂いの感覚を失っているのであれば、神経に関する病気、鼻のポリープや腫瘍、ウイルス感染の兆候も考えられます。嗅覚消失が持続する、悪化する場合は、医師に相談してください。

7. 目の下のクマ

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睡眠不足のときなど、目の下にクマができることがあります。 クマはまた、鉄分不足による鉄欠乏性貧血、バセドウ病、肝機能のサインの可能性もあります。

8. 遠くのものがぼやけて見える

今まで見えていたのに遠くのものが見えなくなったり、遠くにいる人が認識できなくなるのは、近視や乱視の問題かもしれません。また、スマートフォンやパソコンの使いすぎで目の筋肉が硬直し視力が低下してしまうこともあります。急激な視力の低下を経験している場合、視野が狭くなる、色が識別できなくなるなどの症状が出た場合は、より深刻な眼病の可能性を排除するためにすぐに眼科を受診しましょう。

9. 目の痙攣

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目が痙攣するのは、ほとんどの場合、疲労やストレスが考えられます。スマートフォンやコンピュータの過度の使用で、ますます多くの人々がこの経験をしています。 まずはゆっくり休養をすることが大切です。あまりにも長く続く場合には、病気の可能性も考えられますので、放置するのは危険です。神経系に由来する可能性もあるので、必ず眼科で検査を受けるようにしましょう。

神経質になる必要はありませんが、日頃から体の声に耳を傾けることは大切です。「あのとき、病院に行けば良かった」と後悔することがないように、自分の身体を大事にしてください!

プレビュー画像:  ©Pinterest/brightside.me

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