寝ている間に何が?!睡眠中に起きる11の現象

睡眠は、ストレスの多い日常生活の疲れをとり、明日への活力を養う大切な時間。逆に言えば、健やかな心身を維持するためには十分な睡眠が必要です。 でも、睡眠中には実にさまざまな現象や症状が起こっています。睡眠中に起きるさまざまな問題によって、質の高い睡眠が確保できず、眠っているはずなのに疲れがとれていないことも多いようです。

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この記事では、睡眠中のさまざまな問題が何を意味しているのかを解説し、睡眠を改善するヒントをご紹介します。

1. 体外離脱

体外離脱とは、睡眠中に自分の肉体から抜け出し、自分の肉体を外から見ているという感覚の体験です。幽体離脱とも呼ばれ、人に霊魂がある証拠だという人もいます。

体外離脱は、多くの人が体験しているにもかかわらず、科学的に明確な説明がなされていない不可解な現象です。科学的に体外離脱体験をシミュレートして、再現することは可能ですが、それに至るプロセスは十分に解明されていません。誘因としては、ストレス、疲労、解離性障害、薬物使用などが考えられます。

2. 飛ぶ夢や落ちる夢

空を飛ぶ夢や浮かんでいる夢を見たことがある人は多いようです。また、夢の中でつまずいたり、急に落下したりして、ビクッと驚いたような感覚で目覚めることもあります。授業中に居眠りしてしまい、ビクッと起きて恥ずかしかった…そんな経験がある人も多いでしょう。

眠っているときは、心拍数と呼吸が遅くなり、身体の力が抜けています。この時に浮遊しているような感覚を持つことがあります。また、ビクッとなるのは、深い眠りに入る前に脳が混乱して、間違った信号を筋肉に送ってしまうことが原因です。

3. 同じ夢を何度も見る

同じ状況や同じ場所の夢を何度も見ることがあります。同じ夢を繰り返し見ると気味が悪いものですし、何か意味があるのでは?と感じてしまいますよね。

心理学では、脳が夢を使って、起きている時に見落としていた出来事や整理できなかった感情に注意を向けさせるのではないかと言われています。つまり、その夢には大切なメッセージが隠されているのです。そして、その問題が解決されると、繰り返しその夢を見るということはなくなるといいます。

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4. 睡眠時遊行症(夢遊病)

夢遊病は、眠っているのに、無意識に起き出し、歩きまわるなどの活動を繰り返す睡眠障害です。なかには歯磨きをしたり、掃除したり、外を走ったりする人も。体は機能しているのに、脳は睡眠中の行動を制御できないため、危険な状況に陥ることも珍しくありません。

世界の人口の約4〜7%、特に子どもに多くみられます。研究者はこの現象は覚醒機能がうまく働かないため起こると考えています。正常な人は、夜間にふと目を覚ましても体の向きを変えて眠り続けますが、夢遊病者では寝返りに至らず、異常行動が起こります。「心」は実際はまだ眠っているのですが、脳が起き上がるように筋肉に信号を送ってしまうのです。「夜中にフラフラ歩いていたよ」と言われても、本人は夜の活動を何も覚えていないので気味悪い思いをします。

5. 夢の中の夢

目が覚めたと思ったら、なんだか不思議なことが起こり、しばらくすると、また目が覚める。そこで初めて、1回目の目覚めが夢であったこと、つまり夢の中で夢を見ていたことに気がつく…そんな体験はありませんか?とても不思議な感覚ですよね。

この現象も明確には解明されていません。ただ、心理学者たちは、夢の中の夢は「こうあってほしい」や「こうなったら怖い」という気持ちを反映していると考えています。

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6. 睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に短時間の呼吸停止を繰り返す病気です。睡眠の質はかなり低下し、心臓血管系の問題につながるなど、その影響は広範囲かつ深刻なものになる可能性があります。

睡眠中は、のどの筋肉も含めてすべての筋肉が弛緩します。筋肉が弱くなってくると、落ちてきた筋肉が気道をふさぎ、いびきをかくようになり、最終的に睡眠時無呼吸となります。高齢者、過体重の人、そして喫煙者は、睡眠時無呼吸症になりやすい傾向にあります。

7. 睡眠麻痺(金縛り)

睡眠麻痺は金縛りという呼び方の方が知られているでしょう。目が覚めているのに、体を動かすことも声をだすこともできない状態です。幻覚を伴ったり、誰かに見られているように感じることもあります。全人口の約8%がこの現象を経験しているといいます。

簡単に言うと睡眠麻痺は夢遊病の逆の現象。心は完全に覚醒している、あるいは夢と覚醒の狭間にあるのに、体は眠っており、弛緩しています。金縛りにあった人は、この弛緩を麻痺として知覚します。

 
 
 
 
 
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8. 寝言

寝言は、寝ている時に近くにいた人に教えられなければ、なかなか気づくことはできません。なぜなら、本人は寝ている間に話していることにまったく気づいていないからです。寝言で変なことを口走り、人間関係に支障がでることはたまにあるかもしれませんが、医学的にはまったく無害です。

ストレスがきっかけでうなされたり、寝言が増えることも多いようです。潜在意識が日常生活で邪魔になるものと戦おうとしている可能性があるので、ストレスを上手に解消することが大切です。

9. 入眠時幻覚

金縛りと似た現象です。寝ている間に、目の前に顔や不気味な形の幻覚が現れますが、逃げ出すことができません。自分が眠っていることは分かっていても、自分を目覚めさせることができず、幻覚と対峙しなければならないので、リアルな恐怖感を伴うことも多いようです。

このタイプの幻覚は、健康な人、つまり心理学的診断を受けていない人に影響を与える唯一の幻覚です。特に子供や想像力の強い人は催眠幻覚に悩まされます。ストレスやアルコールなどが引き金となって起こることもあります。

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10. 頭部爆発音症候群

眠ろうとすると頭の中で爆発音が聞こえたり、大きな音を伴う衝撃があり、目覚めてしまう状態です。その音が夢なのか、現実なのかは判断できません。耳鳴りがしたり、目の前に稲妻の幻覚を伴うこともあります。

多くの人にとって恐ろしい経験ですが、この現象による深刻な健康リスクはありません。この症候群の原因は、音の処理を担う脳のニューロンが恣意的に活性化されるためだと言われています。

11. 睡眠中のひらめき

これは誰しも経験がある現象かもしれません。何日悩んでも解決策を見つけることができなかったのに、夢の中でアイディアをひらめいた!というのはよく聞く話ですから。こういう夢は目覚めた後もはっきり残っているのが不思議です。

潜在意識はすでに問題の解決策を知っていますが、意識がその情報をキャッチできていません。夢の力を借りて解決策を認識させたのです。

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人間の身体は不思議です。私たちに何かを伝えるため、あるいは身体を守るために、睡眠中にさまざまなメカニズムが働いているのです。でも、睡眠は心身の健康にとって非常に大切なもの。睡眠中に頻繁に問題が起きるようなら病院に行って原因を探ってもらいましょう。

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