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睡眠を妨げる7つの食べ物

夜寝る直前にファーストフードをお腹いっぱいに食べたら、お腹が苦しくて寝れないというのは誰もが知っていること。でも、実は健康にいいとされる食べ物でも、睡眠を妨げる可能性があるということをご存知でしたか?

今回は意外と知られていない食べ物と眠りの関係について紹介します。以下に挙げられる7つの食べ物は、体には良くても実は睡眠の敵とも言える存在たちなのです。

Yawn

1.) ハードチーズ

チーズはタンパク質とカルシウムを豊富に含み、またカロリーはあるといは言え低GI値で糖質も少ないことからダイエット中でも食べられる食材と言われています。しかし、チーズに含まれる不飽和脂肪酸が消化を妨げ胸焼けなどの症状を引き起こす可能性があることから、夜遅くに摂取すると睡眠を妨げてしまうのです。

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2.) サラダ

夕食時にメインのおかずにサラダをプラスするという人も多いと思います。食物繊維を取ることで食べ過ぎも防げダイエットにもつながります。しかし、食物繊維が豊富なサラダを夜遅い時間にたっぷりと食べてしまうと、消化に時間がかかるため、眠りを妨げてしまうそうです。仕事で遅くなって帰宅した夜、サラダだけでお腹いっぱいにするのは、あまりよくなさそうですね。

Zucchini Salad

3.) 野菜スティック

睡眠のプロからすると、生野菜スティックを夜食べるのはあまりお勧めできないそうです。生野菜スティックも2のサラダと同様に消化に時間がかかるためです。そのため、夜は野菜を食べるなら蒸し野菜にするといいとのこと。

vegetable sticks -retouched-

4.) 肉やソーセージ、ハムなどの肉加工食品

肉料理や加工品のソーセージなどは、塩分を多く含みます。そのため、睡眠時に喉の渇きを感じたり夜中にトイレに起きたりといったことが起こりやすいのだそうです。

Ham

5.) フルーツ

低カロリーなフルーツをデザートに食べるという人も多いと思いますが、夜遅めのフルーツは避けた方がいいとのこと。寝る前に食べてしまうと消化が進まず、体内で発酵が始まりガスが溜まるといった症状の原因になる可能性があります。また果糖を多く含むフルーツはエネルギーにすぐ変わるため夜のリラックス状態を妨げてしまいます。果糖が多いと言われる果物は、一般にりんご、パイナップル、ぶどう、ベリー類と言われています。

どうしても夜遅い時間に甘いものが食べたいという時は、デーツがお勧めです。デーツは果糖を含みますが、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンを生成するアミノ酸の一種であるトリプトファンも同時に含んでいます。

Pineapple

6.) ダークチョコレート

チョコレートを食べるなら甘いミルクチョコレートよりも、甘さ控えめで抗酸化作用のあるダークチョコレートを好む人が多いと思います。しかし、ごくわずかですがカフェインを含むので、敏感な人は夜遅くには食べない方が良さそうです。

Bonnat Hacienda El Rosario 75% Dark Chocolate

7.) 辛い食べ物

料理には欠かせないスパイスなどの香辛料。その多くは疲労回復や代謝アップなど、体に良いとされています。しかし、夕食時にスパイスを大量に使った食事は胸焼けの原因になりうるため、夜は控え目にした方がいいとのこと。

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消化を妨げる可能性のある7つの身近な食べ物たち。これらは、早めの夕飯にしてベッドに入るまでにたっぷりと消化の時間を設けていれば、夜食べることに問題はありません。でも毎日忙しい現代人は早めの夕食は難しいもの。そんな時はこの7つの食材をなるべく少なくするように心がけてみてください。お腹は寂しいかもしれませんが、ぐっすりと眠れるはずです。

また子供の眠りに関する8つの食べ物の記事も併せてご覧ください。

プレビュー画像: © flickr/Bob Peters © flickr/lizzlebob