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災害時の備蓄保存食にラムネを入れておく裏ワザ

子供の頃、駄菓子屋などでラムネ菓子を買ったことがある人は多いはず。口に入れた瞬間、シュワっと溶ける爽快な食感がたまりませんよね。災害時に役立つ情報を発信している警視庁警備部災害対策課の公式アカウント(@MPD_bousai)では、そんなラムネの意外な活用法を紹介しています。

その活用法とは、緑のボトルに白いラムネが入ったあの「森永ラムネ」に関するもの。それではまずこちらから、実際の投稿をご覧下さい。

「我が家では備蓄食料品の中に『ラムネ』をいれています。『ラムネ』に含まれているブドウ糖は、『脳がエネルギーとして利用できる物質で、人体にとっても重要な栄養素。』と厚生労働省のサイトにもありました。手軽に食べることができ子供も大好きなので、非常時のおやつの一つとして備えています。」

そう、森永ラムネは原料のなんと90%がブドウ糖でできているため、災害時のエネルギー補給にはもってこい。脳にとって唯一のエネルギー源がブドウ糖であることがその理由です。24時間休むことなく働く脳のエネルギー消費量は体全体の基礎代謝の20%にも及ぶといわれますが、備蓄食料品の中に子供も大好きなラムネを入れておけば、手軽に栄養補給ができて便利なのだそう。

たしかにラムネ菓子なら長期保存ができますし、持ち運びしやすいサイズなのでいざという時に便利ですね。クエン酸も含まれているため疲労回復にも効果が期待できるうえに、真夏でもチョコレートのように溶けてしまう心配もありません。

警視庁警備部災害対策課のこちらの投稿は6千件以上リツイートされ、1.2万件も「いいね」を集めるなど注目を集めました。さらに「山登りとかチャリンコ遊びにもってこいの糖分補給品」や「日頃の通勤バッグにも必要な感じ」といったコメントも多数寄せられています。

ラムネは非常時に役立つのみならず、勉強や頭を使う仕事にも最適です。「集中し過ぎて疲れた」なんて時のために、カバンに森永のラムネを一本忍ばせておいても良いかもしれませんね。

プレビュー画像:©︎Facebook/Takashi Hatsusegawa

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