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9割の人が間違えている目薬の使い方|そのまま使い続けると恐ろしい結果を引き起こす

秋が深まりだんだんと冬の気配を感じるこの季節。気温だけでなく湿度も下がり空気は乾燥しがち。パソコンやスマートフォンが日常使われるようになった現代では、乾燥の季節は特にドライアイや目の充血に悩まされる人も増えるはず。

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そんな時に役立つ目薬ですが、実は約9割の人が間違った使い方をしているという驚きの事実が判明したのです。上記の症例だけでなく、様々な目の治療にも使用する目薬。使い方を誤ると、症状を悪化させる可能性があるどころか、最悪の場合には失明寸前に陥るといった恐ろしいケースも報告されているとのこと。

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私たちが日常使っている目薬、以下に挙げるのは意外と知られていない目薬使用時の注意点です。

1). 使用期限が切れている

多くの目薬は開封後1ヶ月という使用期限が設けられています。古い目薬を使うと、変質した薬液で目の表面に傷をつける恐れがあります。

2). 目薬を併用している

もしも目薬を併用している場合は、点眼の間隔を空けなければなりません。一方の目薬の効果を著しく低下させる可能性があるほか、副作用などの可能性もあります。最低でも5分ほど間隔を空けるようにした方がいいとのことです。

3). 点眼後、目をパチパチさせている

点眼後、目薬を行きわたらせようとつい何度もまばたきをしてしまいがちですが、これはNG行為とのこと。まばたきを繰り返すことによって、涙と混ざり合った目薬が、目頭にある涙点へと集まってしまい、結果的に薬が目から流れ出ていってしまうそうです。目薬をさしたら、まばたきせずに目頭を軽く押さえ、目をつむるのがポイントとのことです。

4). 目薬の量を間違えている

点眼1回につき適量は1滴。1滴以上さしても溢れるだけで効果がないと言われています。また、1時間ごとに点眼をしている場合、点眼のしすぎにより涙で運ばれている脂質、ムチン、たんぱくなどの保湿成分や目の栄養分などを目から洗い流してしまうことになります。その結果、目の保湿能力が低下し、ドライアイが悪化する可能性もあります。また、目薬に添加されている防腐剤などによって角膜を傷つけることもあり、目薬をさし過ぎたために眼圧が上がり、失明寸前になったとう恐ろしい事例もあ流とのこと。

目薬も飲み薬同様、過剰に使い続けることで耐性ができやすくなるそうです。そして目の場合は耐性ができると涙が出にくくなり、かえってドライアイになりやすいといわれています。またコンタクトレンズを装着している方は目薬がコンタクトレンズ用のものかどうか、確認が必要とのこと。そして保存方法も目薬によって違うので注意が必要だということです。

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日常何気なく使用している目薬。4番目に報告された事例は特に恐ろしいです。目は他に取って変わるものがない大切な体の一部。代わりがないからこそ、正しい知識と使い方で目を守っていきたいものですね。