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更年期はいつから?6つの更年期の症状を解説!

女性の更年期は閉経を挟んだ10年間を指しますが、人によって閉経期が違うため、一般的には40歳〜55歳あたりと考えられています。この期間に「なんとなく体調が悪い」という自覚症状を感じる人は全体の3分の2。日常生活に支障をきたすほどの強い症状に苦しむ人が約3分の1と言われています。

更年期を乗り切るためには、更年期の症状について理解することが大切です。この記事では更年期の代表的な症状とその対処法についてご紹介します。

1. 疲れやすい

更年期の女性の多くは肉体的にも精神的にも疲れています。ホルモン変調による体調の変化もありますが、加齢による体力の低下も関係しています。若い頃に比べてエネルギーが少なくなってきたことを受け入れて、生活環境を見直し、ストレスを減らすことが重要です。ポイントは、間違った食習慣を断つ、十分な睡眠をとる、がんばりすぎない、ストレスの多い人間関係を避けるなどです。

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2. 体重増加

中年になってくると太りやすいというのは事実です。年齢を重ねるにつれて基礎代謝量が落ちることも原因のひとつ。そして、女性は閉経で女性ホルモンが減ることで脂肪が分解されにくくなります。そのため、若い頃と同じ食生活ではどんどん体重は増えてしまいます。体重をキープしたいのであれば、食べる量を減らし、運動をするしかありません。

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3. ホットフラッシュ

ホットフラッシュは更年期の症状としてよく知られています。具体的には顔や首、上半身のほてり感やのぼせが起こり、発汗します。ひどい場合は汗が止まらくなることも。症状は頭部の圧迫感から始まることが多いようです。

ホットフラッシュには次のような対処法が有効です。

  1. 温冷交互浴
  2. セージ、ラベンダー、チェストツリーなどのハーブ療法
  3. 鍼治療
 
 
 
 
 
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4. 睡眠障害

ホルモンの変調は睡眠にも影響します。更年期には多くの人が眠りが浅くなり、夜中に頻繁に目が覚めるようになり、睡眠不足に悩まされます。また、ほてりや発汗などの症状が夜間に起きて睡眠が妨げられることもあります。

Restless

5. 気分の変動

ホルモンの変化はメンタルにも影響を及ぼします。更年期には、気分の落ち込み、不安、イライラといった強い気分の変動を経験する人が多くいます。

対策としては、やはりバランスのとれた食事、適度な運動、そしてストレスを溜め込まないことが大切。規則正しく生活する、リラックスして過ごす、楽しいことを見つけるなど居心地よく暮らすことを心がけましょう。また周りの人々に理解してもらうことも大切です。

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6. 性欲減退

性欲がなくなるのは気分の変動によるものだけでなく、純粋に身体的な要因からも生じます。更年期になると、粘膜が薄くなって血液循環が悪くなり、腟が乾燥します。そのため、性交時に痛みが生じやすく、それにより多くの女性が性行為そのものを楽しめなくなるようです。

Listlessness

更年期の治療には、ホルモン補充療法が行われることがあります。ただ、副作用やがんのリスクが高くなるなどの問題もあり、まずは生活環境の改善やハーブや漢方などで更年期症状が改善できるかを確認する医師も多いようです。

更年期という肉体的な変化の時期は、ライフサイクルの変化の時期とも重なります。自分にはもう限られた時間しかないことに気づき、どのように時間を使うのが一番いいのか迷いはじめるのもこの時期。子どもが独立して肩の荷が降りると同時に、虚無感や孤独を感じてしまう時期とも重なります。更年期の心身の辛い症状を乗り切るためにも、ストレスを感じない生活を心がけ、新しく手に入れた自由を自分のために使いましょう。