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肌のターンオーバーを促進|手作りこんにゃくスポンジでスベスベのお肌を手に入れる

超低カロリーで食物繊維の塊。日本の定番の伝統的な健康食といえばこんにゃく。冬の時期はおでんや煮物に大活躍。ダイエットにも強い味方です。

しかしこのこんにゃく、実はある美容グッズに変身するというのです。それはこんにゃくを乾燥させて作るこんにゃくスポンジ。

こんにゃく

こんにゃくは97%が水分、残り約3%が食物繊維の一種グルコマンナンからできています。このグルコマンナンは、水分を大量に吸収して軟らかく膨らむという特徴があります。そのため、こんにゃくスポンジは他のスポンジと違って繊維が細かく、きめ細かい泡も立ちやすいため、肌の汚れや古い角質を落としつつ、肌への刺激は少ないままとなります。

これにより肌を痛めることなく、古い角質を除去し、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促すことができるそうです。古い角質の取れたお肌はツルツルに、そして肌の新陳代謝が良くなることで血色も良くなり肌が明るくなるとのこと。

美肌

またこんにゃくが弱アルカリ性であることもポイントの一つ。肌についた汚れや古い角質は弱酸性のため、アルカリ性のこんにゃくスポンジを使うと汚れなどが中和され、落ちやすくなるそうです。

そして最後にこんにゃくは食べ物のため防腐剤や化学物質など体に悪影響を与える可能性のある物質が入っていないこと、また先に出てきたグルコマンナンという天然繊維でできているため、乾燥肌やオイリー肌などといった肌質を選ばず、ほとんどの人の肌に適しているといいます。

ナチュラルでどの肌タイプにも合うこんにゃくスポンジ。作り方はとても簡単。

<こんにゃくスポンジの作り方と使用法>
作り方:
①白いこんにゃくを包丁で、タバコの箱ほどの大きさに切り、表面の水分をキッチンペーパーでふき取ります。※こんにゃくはこんにゃく粉で作った白がおすすめ。
②こんにゃくをラップで包んで冷凍庫に入れ、中心が十分に凍るまで一晩冷凍します。※金属製のバットに並べて冷凍庫に入れると早く凍ります。
③十分に凍ったら、キッチンペーパーを敷いた器かザルに置き、風通しがいい場所で朝から天日干しをします。夕方には家に取り込み、再びラップに包んで冷凍。
冷凍と天日干しを5〜10日ほどくり返し、水分が抜け切ったら完成です。

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使用法:
こんにゃくスポンジは水またはお湯につけて戻します。こんにゃくの中心までしっかり戻す必要があるため、約10分程浸けてください。そのスポンジで顔全体を円を描くように優しく撫でます。泡だてた石鹸を少しつけるのもおすすめです。使用後は水道水で洗い、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存するようにしてください。

注意:
お風呂で使ってそのまま放置しないこと。お風呂など湿気の多い場所で保存するとカビなどが生えやすくなります。また、衛生状態もよくありません。

この手作りこんにゃくスポンジを使って、実際にお肌の乾燥が改善されシミが薄くなったという方もいるそうです。肌のごわつき、冬の時期の乾燥で保湿をしても肌が乾いてしまう、そんな方はぜひ試してみてください。

※肌に違和感を覚えたり、異常が現れた場合は、使用をすぐに中止するようにしてください。最初に腕の内側などで試しに使ってみる事をおすすめします。