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驚くべき力を秘めた3つの食べ物

風邪をひきやすい、疲れているのに眠れない、便秘や膨満感などの消化器系の不調を感じていたら、混み合った病院に行く前に試してほしいのがこれからご紹介する食べ物です。冷蔵庫や戸棚には、実は自然の治癒の力をぎゅっと凝縮したスーパーフードが眠っているのです。

体の調子を整えるたくさんの栄養素をたっぷり含んだ、普段何気なく口にしている食べ物3つをご紹介します。

1. チョコレート

チョコレートといえばダイエットの天敵だと思っていませんか?実はチョコレートはマヤやアステカの古代文明の時代から健康効果が注目され、「神の食べ物」と呼ばれていました。チョコレートの原材料カカオの種子に含まれる健康効果がこちら。

  • ダークチョコレートは糖分、塩分、脂肪分への欲求を減らしてくれる。
  • コレステロールの悪玉化を防ぎ、動脈硬化予防効果が期待される。
  • 血管を拡張するので血圧を下げ、運動中の急激な脈拍上昇を防ぐ。
  • ミルクチョコレートは幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの放出を促す。
  • チョコレートの香りは集中力や記憶力を高めます。
  • チョコレートに含まれるポリフェノールは抗酸化作用が高く、紫外線から体を守る。素肌の張りと輝きを保つ。
  • マグネシウムを豊富に含むので、ストレス軽減に効果的。
  • 食物繊維が豊富で便秘予防に効果あり。

スイーツを食べるなら今日からチョコレートですね。カカオ含有量が70%以上のものを選びましょう。含有率が高ければ高いほど健康効果が期待できます。カフェインも多く含んでいますので、食べ過ぎには注意しましょう。

2. スイカの種

スイカの甘い果肉を食べたら固い種は生ごみにポイ?実は種は捨ててはもったいないのです。4000年前の古代エジプトでは、スイカは種を食べるためだけに栽培されていました。その理由はズバリ体にいいから。中国と台湾では食用に大きく品種改良された ビッグサイズの種がおつまみとして大人気です。

種を捨てない方が良い4つの理由がこちら!

  • 種に含まれる食物繊維は、腸の働きを促進するため便秘解消に効果があります。体内の水分バランスを調節するカリウムも豊富で、むくみ解消に効果的。
  • 種に含まれるビタミンEは、肌の新陳代謝を促し日焼けによる シミ・ソバカスの発生を予防します。細胞の酸化を防ぐためお肌の健康維持老化防止にも効果があります。肌バリア機能を高め、ニキビ改善に効果がある マグネシウムも豊富です。
  • スイカの種には、精子の生成や男性ホルモンの分泌に欠かせない亜鉛が豊富に含まれています。頭皮の血行不良を改善してくれるアミノ酸 シトルリンも豊富で、抜け毛対策に効果的。
  • スイカの種は鉄分補給にも最適。鉄は白血球の働きを強化し免疫力を高めてくれます。また種には、神経伝達物質の原料となる トリプトファン などが多く含まれ、脳を活性化しリラックスさせることで ストレスやうつ状態を和らげてくれます。

体には良くても種をボリボリかじりたくないという方は 次のおいしい調理法をお試しあれ!小さじ4杯分のスイカの種を砕いて 2Lの水で 15分ほど煎じるだけ。食物繊維やミネラルを簡単に摂取できるスイカ茶のできあがり。粉状にした種を果肉と混ぜた健康スムージーもおすすめです
。捨てられるのが当たり前のスイカの種にこれ程まで健康効果があるとは驚きですね!次にスイカを食べる時は ぜひ種も味わってみてください!

3. マスタード

マスタードは、ホットドッグをはじめソーセージやハンバーガーにも欠かせないスパイス。 でも、実は食べるだけじゃないマスタードの意外な活用法があるのを知っていましたか?そもそもマスタードとはカラシナと呼ばれる植物から作られ、製造方法によって辛みや甘みを持つ食材です。現代ではマスタードは世界中の国々で調味料として活用されるようになってきています。

しかし、マスタードの持つ力はこれだけではありません。今回はこの美味しくて黄色いペースト、マスタードの8つの活用法をご紹介しましょう。

  • 大きめの容器に温かいお湯を張り、そこにマスタードを少々加えてみましょう。これでリラックス効果も期待できる足湯の完成です。応用として、体が痛むという時に便利なのが、浴槽に2/3カップほどのマスタードを加えたマスタード風呂です。15分ほど浸かれば、痛みを和らげてくれます。
  • 例えば風邪を引いたとき、痰が絡んで呼吸が苦しい。そんな症状にマスタードの持つ辛みは大きな力を発揮してくれます。使用方法は簡単、胸に適量を塗るだけです。患部をじんわりと温めてくれる効果もあります。
  • 髪の毛が乾燥し、枝毛が気になるときは、マスタードを天然のコンディショナーとして活用してみましょう。洗髪後にマスタードを髪につけ、そのまま最低8時間はおいておきましょう。シャワーキャップなどを活用すれば、寝ている間マスタードをつけておくこともできるでしょう。朝起きたらそのままマスタードを洗い流すだけです。
  • ジムで張り切りすぎて、筋肉痛がつらい。そんなときはマスタードが活躍してくれます。適量を取って筋肉に塗り込むようにすると、温める効果により筋肉の緊張がほぐれていきます。マスタードにはまた、痛みを和らげる効果もあるそうです。
  • のどが痛いけれど、いくらのど飴をなめても効果がない。そんな経験はありませんか?こういう時はマスタードドリンクを試してみてください。スプーン1杯ほどのマスタードと、レモン汁少々、ハチミツと塩をそれぞれスプーン1杯とを混ぜ合わせます。これを鍋に入れて水を加えたら、沸騰させて煮詰め、さらにそれを冷やします。出来上がったらうがい薬として使用してみましょう。
  • 刺激のあまり強くないマスタードを使って、スキンクリームとして使ってみましょう。マスタードには肌を引き締め、しわを目立たなくする効果があるそうです。マスタードのパックをして5分ほどおいておきましょう。この時絶対に目に入らないように注意が必要です。
  • 日焼けしてしまったときは、マスタードを塗ってみましょう。辛みが刺激となって痛みが悪化してしまうと思いがちですが、実はマスタードにはヒリヒリ感を和らげる効果があるそうです。
  • 悪臭を放つ容器があったら、適量のマスタードの粒をそのまま入れ、その上から水を加えます。このままふたを閉めて何回かシャバシャバと振り、中の水を循環させてみましょう。

自然の恵みはこれほどの健康効果をもたらしてくれます。病気を予防する漢方薬のようなものと思ってチョコレートや、スイカの種、マスタードをもっと活用してもいいかもしれませんね。