肝臓からのSOSはこんな症状で現れている

「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓。肝臓は毎日私たちの体を解毒してくれる大切な臓器です、ある程度のダメージを受けても元の状態に戻る強い臓器。 そんな我慢強い臓器、肝臓でもダメージが一定の限度を超えた場合にはもはや回復不能の状態になってしまいます。そして回復不能になるまで自覚症状が現れず、気が付いた時には手遅れになっていることが多いのです。

でも実は肝臓は、次の7つの方法でいかにダメージを受けているかを私たちに教えています。

次の7つの症状が当てはまらないかチェックしてみましょう。もし当てはまったら、肝臓はかなりお疲れ気味の証拠。肝臓をいたわる生活スタイルに移行した方が良さそうです。

1. 息が臭い

香りの強いものを食べた後は誰でも息が臭いますが、朝から晩までいつでも息が臭いのは肝臓機能が低下し肝臓で分解されるはずのニオイ物質が分解しきれず口臭に現れている可能性があります。特にカビ臭いニオイがしたら、慢性肝炎の疑いもあります。

2. クモ状血管腫

アルコール摂取量が異常に多い人に見られがちなのが、クモ状血管腫と呼ばれる皮膚に浮き出る蜘蛛の巣のような血管です。顔や首、手や胸など上半身に現れることが多く、この血管腫を発見したらすでに肝臓は大量のアルコール摂取によって機能不全に陥りつつあることを意味しています。最悪の場合、肝硬変の疑いもあります。

 

3. お腹の上の方の痛み

お腹の右上のエリアに痛みを感じたら、肝臓に異常をきたしている可能性があります。肝炎や脂肪肝、アルコール性肝障害または薬物の不正使用などでもこの部分に激しい痛みを感じます。

4. 慢性的な倦怠感

眠気が覚めず疲れが取れていないと感じる朝は誰でも経験したことがありますが、たまにそういう日があっても重い病気を意味しているわけではありません。でも毎日のように慢性的な倦怠感を感じていたら、それは体からの異常を知らせる大切なシグナル。特に肝臓が疲れている時は、だるさや疲れが取れにくいのです。

5. アレルギー

激しいかゆみを伴う蕁麻疹は、肝臓からのSOSのシグナルです。肝臓がフル回転をし続けると、体内の毒素を解毒できなくなってきます。こうなると体は毒素や異物を排除しようと抗体を作るため、皮膚に蕁麻疹とかゆみが現れるのです。

6. 手のひらが赤い

手のひらが赤いのは、肝臓に問題がある証拠のひとつです。肝臓の機能不全によってホルモンバランスが崩れ、手のひらの血管が拡張されるため、手のひらが赤く見えるのです。特に50歳以上の人に多く見られる症状です。

7. 濃い尿の色

尿の色が濃いからといって病気だとは限りません。でもアルコールを飲みすぎた時には尿の色は濃くなりがち。水分を十分とっているにも関わらず、それでも尿の色がいつもオレンジ色のように濃かったら、肝臓に異常がある可能性があります。また尿の泡立ちが30秒以上消えない時は、タンパク質や糖が尿として出ているからかもしれません。

Manneken Pis

肝機能の低下は、肥満、アルコールの過剰摂取、薬物の過剰摂取、遺伝などが主な原因です。肝臓は元の状態に戻る力のある臓器なので、普段の生活習慣を見直すことで再び機能を取り戻すことは可能です。玄米、そば、鶏肉やキャベツ、ほうれん草など血糖値の上昇速度の遅い食品を取るなど普段の食事に気をつければ、肝臓はきっと喜んでくれるはずです。

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