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つい上を向いてない?正しい鼻血の止血方法

朝起きて洗面所で鏡に映る自分の顔を見て思わずヒャッと声をあげる、外出先でふと気付いた瞬間ポタリと何かが垂れてきた…そうその正体は「鼻血」。

いつやってくるかわからない、そして一旦出てしまうとなかなか止まってくれない鼻血は厄介なもの。鼻血がなかなか止まらず苦労をした経験がある人は意外と多いはず。その厄介な鼻血、ほとんどは私たちが正しいと思い込んでいた止血方法が原因で止まらなかったのです。

鼻血が出た際、ついつい鼻の付け根を押さえたり、首をトントンしてがちです。

血が鼻の奥から出ていると思いがちですが、実は小鼻(鼻翼)の内側の部位から出血している事がほとんどとのこと。付け根を押さえるのではなく、小鼻を押さえるのがポイントだそうです。

そして、鼻血が垂れるからといって、上を向いていないでしょうか。

実はこの行為、鼻血の際にはしてはいけない事だったのです。というのも、血が喉を通って気道や食道へ流れ込み、気分が悪くなり嘔吐をしたり、また激しく咳き込んでしまう原因になるというのです。鼻血が出た上に嘔吐の二重苦は避けたいですよね。

鼻血が出たら必ず座って顔は前屈みにし、口からでる血は飲み込まずに吐き出すようにする事が大切だそうです。

最後に、鼻血が出たらすぐにティッシュやコットンを鼻に詰め込んでいないでしょうか。

よくある止血法ですが、止まっていなかったらただ鼻に栓をしてるだけとなります。止血するには、まずは先ほど説明した小鼻あたりを20分間押さえ続けるそうです。20分と聞いてめげそうになりますが、この方法で95%の鼻血は止める事ができるとのこと。

鼻血が出たら当たり前のようにしていた事が実は間違った止血法だったなんて、ちょっと驚きです。また、気になる鼻血が出る原因の一番はやはり「外傷」つまり鼻いじりや鼻かみだそう。

鼻血は鼻粘膜の乾燥で出血が出やすくなるため、鼻の乾燥などに気をつけるのが良さそうです。そしてよく耳にするチョコレートやピーナッツなどで鼻血が出る説ですが、お医者さんによるとこれは迷信とのこと。鼻血にまつわるアレコレ。もしも鼻血が出たらぜひこの方法を試してみてください。

プレビュー画像:©︎Pinterest/100tech.me

つい上を向いてない?正しい鼻血の止血方法