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ヨーロッパに伝わる自宅でできる簡単ヘルスケア

昔、薬が簡単に手に入らなかった時代は、代々伝わる民間療法が活用されていました。医療の進歩によって廃れてきましたが、現代の薬の基礎となっているのはやはりハーブや漢方などを上手に使ってきた先人たちの知恵です。ヨーロッパのおばあちゃんたちの健康知恵袋から、とっておきの8つをご紹介します。

1. 湿疹にオートミール

カップ2杯のオーツ麦(えんばく)にカップ1杯の牛乳をくわます。電子レンジで30秒温め、冷まします。これを湿疹が出ている場所に塗って、30分置いておきます。あとはきれいに拭き取ってください。

2. 臭い足にはウォッカ

足の臭いがきになるなら、ウォッカを染み込ませたコットンで足の裏を拭いてみてください。臭いの元の雑菌を一気に除去、臭いも瞬時に消えます。

さらに、アルコールで拭けば足の裏は乾燥するので、雑菌が増殖する温床となりにくくなります。

3. 吐き気にはショウガ

乗り物酔いしやすい人に特におすすめなのがこの方法。ショウガを適当に切って、ジップロックに入れておきます。車内で気持ち悪くなってきたら、袋から取り出したショウガを吸ってみてください。

吐き気を抑えてくれるショウガは、乗り物酔いのほか妊娠中のつわり対策としてもおすすめです。

4. 体臭にはココナッツオイル

市販のデオドラントを使ったら、皮膚が痒くなったりかぶれたりしたことはありませんか?ココナッツオイルを代用してみましょう。ココナッツオイルに含まれるラウリン酸は殺菌効果に優れ、臭いの元を断ち切ります。清潔な腋の下に少量のココナッツオイルを塗って染み込ませるだけです。

5. レモンバーム

風邪を引いたり、ストレスなどで体調が崩れた時に口の中や周りにできる口内炎にはレモンバームがおすすめです。レモンバームをひとつかみ、お湯に入れて煮出します。15分ほどおいて冷ましたら、コットンを浸して口内炎に優しくつけてあげましょう。1日数回繰り返せば、口内炎を早く、自然な方法で治すことができます。

6. ベトベト髪には重曹

キャンプなどのアウトドアの時に役立ちそうなのが、この重曹ドライシャンプー。皮脂や汚れでベトベトしてきた髪の毛に小さじ1杯ほどの重曹をまぶして全体に行き渡らせます。あとは、水で洗い流すだけでスッキリ!

7. ウオノメにはリコリス

漢方でおなじみのマメ科の植物スペインカンゾウの根は、強い抗酸化作用があります。この根から抽出されたエキスは、甘くて真っ黒。ヨーロッパではリコリスと呼ばれ子供からお年寄りまで幅広く愛されています。消化を助けたり、喉の痛みを和らげるためによく食べられますが、今回はウオノメ治療での使い方をご紹介します。

材料:

  • リコリスのグミ 4〜5個
  • ワセリン 小さじ½
  • 水 適量

作り方:

7.1 容器にリコリスのグミを入れ、水を加えます。ブレンダーでピュレ状にします。

7.2 ワセリンを加え、混ぜてペースト状にします。

7.3 ウオノメやまめができた場所に1日2、3回塗ってあげましょう。

8. しゃっくりを止める方法

しゃっくりは、横隔膜のけいれんによって起こります。しゃっくりを止める方法といわれるものはさまざまありますが、こちらの方法で必要なのはコップ一杯の水。写真のように腰を曲げて、コップの普段口をつける場所と反対側に口をつけて水を飲みます。

医者に行くまでもないような体の不快感をスッキリ解消してくれそうですね。ぜひ活用してみてください!