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Lifehacks

やっぱり体に良かった卵。1日1個の卵で体が喜ぶ

コレステロール、サルモネラ菌、高脂肪などが怖いからと、卵を控える人々がいます。しかし「卵を食べるとコレステロールがたまる」という考えは、もはや時代遅れです。

卵からコレステロールを摂取しても血中コレステロール濃度には影響がないことが近年のさまざまな研究で明らかになっています。むしろコレステロールは、細胞膜や、脂肪の消化に必要な胆汁酸の原料に欠かせない大切な栄養素で、必ずしも悪者というわけではありません。

今回は「卵」がやっぱり体に良いということを、改めて紹介したいと思います。

コリン

Imgur

卵には「コリン」と呼ばれる脳や細胞膜の構成・補修に不可欠な栄養素が含まれています。コリンは記憶力や脳の成長を支える「アセチルコリン」という神経伝達物質を生成するために必要な栄養素で、妊婦・授乳婦の場合、赤ちゃんに送られてしまうため、不足する可能性が高いとされています。アセチルコリンの減少は学習能力低下、記憶障害の原因になります。子供を生んだばかりのお母さんは「卵」を積極的に食べるようにしましょう。

ビタミン・ミネラル・栄養

卵はビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB12、ビタミンB6、ビタミンB2などのビタミンをバランスよく含み、鉄、カルシウム、カルシウム、マグネシウム、リン1、亜鉛、などのミネラルも豊富です。生活習慣病予防やダイエットに欠かせないオメガ3脂肪酸も多く含まれています。

骨・髪・爪

卵に含まれる動物性タンパク質、ビタミンA、ビタミンD、亜鉛は、爪や髪の健康に欠かせない栄養素です。紫外線を浴びることにより体内で作られるビタミンDは、爪・髪や骨、歯を丈夫にし、抗酸化作用、細胞を活性化させる働きがある亜鉛は、爪・髪や皮膚の新陳代謝を活発にしてくれます。

Imgur/JuiceyJuiceYass

目にいい

卵に含まれる「ルテイン」という成分は、“天然のサングラス”とも呼ばれ、青色光を遮光し、加齢により起こりやすい白内障の発症率を下げる効果があります。緑黄色野菜よりも卵に含まれるルテインの方が体内への吸収率が高いそうです。

Antarctica: My Eye Ball

タンパク質

卵のタンパク質の含有量は肉や牛乳よりも高く、例えば卵1個に含まれるタンパク質の量は肉30gに含まれる量と同じなんだとか。タンパク質の量で考えれば、卵の方がよっぽど経済的ですね。

ダイエット

ゆで卵を食べると何だか満足感がありますよね。研究によれば、朝食に卵を食べる人は日中お腹が減りやすく、カロリー摂取量も少ないことが分かっています。つまり減量もサポートしてくれるということです。

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卵は健康食 だということが分かっていただけたでしょうか。食べ過ぎは良くありませんが、手軽でおいしく栄養満点の卵を朝食のメニューに取り入れてみませんか?