飛行機で一番恐るべきは、ウイルスやばい菌の蔓延。気をつけて!

旅行やビジネス、はたまた移住や留学などで長距離を移動するのがごく普通の現代。長距離の移動には、飛行恐怖症でもなければ世界的な統計でいえばあらゆる交通手段の中で一番安全と言われる飛行機を使う人が多いでしょう。

でも、飛行恐怖症の人でなくても飛行機を敬遠したくなる理由があります。それは飛行機の中はあらゆる雑菌の温床だからです。

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衛生基準は人によってさまざまで、公衆トイレで用を足しても手を洗わないという人も結構いるのが実情。何百人もの人が乗る飛行機で、隣に座った人が信じられない衛生観念の持ち主でも全く不思議ではありません。

ばい菌や雑菌なら通常の免疫力の持ち主なら特に問題ないかもしれませんが、伝染病の病原体も飛行機を介して世界中に拡大することが多いそうです。病原菌は飛行機内で繁殖、感染者を一気に拡大し、パンデミックを起こすのです。飛行機は病原菌を最高の状態で地球の反対側へ運んでいるのです。

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でも飛行機の中のばい菌や病原菌が繁殖しやすい特定の場所を避けることができれば、感染を防ぐことができるかもしれません。これからご紹介する機内の7つの場所は、要注意です。

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1. 座席の肘掛け

以外にも座席の肘掛けは、雑菌が最も好む場所だということが調査で分かっています。この調査によれば、肘掛けに付着した大腸菌は96時間生息していたそう。座席テーブルやトイレのレバーに付着した大腸菌よりも、座席に付着したものの方が長く生きていたそうです。

とは言っても、大腸菌に触れただけで感染症になるわけではありません。しかし大腸菌が付着した肘掛けに触れた指で目や口、鼻の粘膜に触った場合、感染症のリスクが高まります。

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2. 座席のテーブル

アリゾナ大学の研究者が2007年に行なった研究によれば、機内の座席テーブルの実に3分の2は薬剤耐性菌や、下痢や嘔吐の症状を引き起こすノロウイルスなどに汚染されていたそうです。

たとえ座席テーブルをウェットティッシュなどで拭いたとしても、雑菌やウイルスが残っている可能性は大。テーブルに直接触れた食べ物は口にしない方が良いでしょう。

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3. トイレの便座

飛行機内で雑菌やウイルスが蔓延しているのは、多くの乗客がトイレの後の手洗いを怠るためです。これは衛生観念が無いというよりは、多くの乗客にとって機内トイレの手洗い場は狭すぎ使いにくいためだと専門家は指摘しています。

いうまでもなく、トイレの便座は雑菌で覆われています。先ほどのアリゾナ大学の研究では、トイレの便座の2割は大腸菌に汚染されているそうです。

Lavatory (N180UA, SFO-HKG)

4. トイレのドアハンドル

トイレに入って用を済ませた後、手を洗う前に触るのはトイレの水を流すボタン。このフラッシュボタンに付着した大腸菌は2日ほど生き延びます。

トイレを流したあとは手を洗うわけですが、その後ドアを開けようとハンドルを握ります。でも、このドアハンドルは、手を洗わなかった人もしっかり握っているわけです。それでここに大量のばい菌が付着しているのです。

結局、トイレで手を洗ってもこのドアハンドルを握ってしまえばほとんど意味がありません。ペーパータオルなどを使って開けた方が良いでしょう。

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5. 後方座席の通路側

トイレで撒き散らされたばい菌やウイルスは乗客の手に付着し、トイレの外に出てきます。そして、トイレを使用した人の多くがバランストを取ろうと掴むもの、それは手近にある座席のバックシートです。トイレ近くの通路側座席のバックシートはトイレから出たほとんど人が触る場所だそうです。

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6. シートポケット

大腸菌はトイレのフラッシュボタンで2日間、座席の肘掛けで3日間生き延びるというのはすでにお伝えしましたが、このシートポケットもかなり危険な場所です。シートポケットには食べカスがこぼれ落ちていることもあり、鼻をかんだティッシュなどを入れておく人もいるでしょう。結果としてここは微生物の宝庫となっていて、薬物耐性菌などは168時間、つまり丸々1週間この場で生き延びるそうです。

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7. ブランケット

機内で渡される枕やブランケット、ビニール袋に入っているのでクリーニング済みだと思うかもしれませんが、よっぽど汚れていない限り使い回しの場合が多いのが実情。以前使用した人のくしゃみ、よだれなどを直接受けているブランケット。風邪のウイルスなどがしっかり付着しています。

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免疫が正常に働いていれば、雑菌がうようよしているところでもすぐに病気になるわけではありません。でも小さな子どもや高齢者、免疫系の弱い人は飛行機内のウイルスや雑菌対策を怠ってはいけません。

一番安全な交通手段であることに間違いはない飛行機。でも機内で一番恐るべきなのは機内で蔓延するウイルスや雑菌なのです。

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