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人に言えない痔の悩みに!家でできる5つの対処法

痔は自然に治るまで放っておきたい病気ナンバーワンかもしれません。でも放っておいて治るものではなく、急に悪化してしまうことも。痔を悪化させないために、ぜひ見直していきたいのが排便に関する習慣です。さらに、痔の症状に有効な家庭療法も知っておくと役立ちます。

この記事では痔を改善するために見直したい生活習慣と有効な家庭療法をご紹介します。

1. トイレでいきむのは3分以内に

トイレで長時間いきみつづけると、肛門に負担がかかって痔ができやすくなります。さらに、長時間座り続けることで肛門周りの血行が悪くなって痔が悪化してしまいます。トイレでいきむ時間は3分程度に。便がまだ残っている感覚があってもいったん切り上げるようにしましょう。

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2. 座浴

座浴はお尻のお肌を整え、かゆみを和らげ、血行を良くするのに効果的。洗面器や浴槽にお尻を入れるか、トイレ用のインサート(写真)を用意します。ぬるめのお湯にカモミールティー、オーク樹皮、ハシバミオイルなどの抗炎症作用のあるハーブやオイルを入れるとさらに効果的です。座浴の時間は3〜5分で十分です。

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3. 不溶性の食物繊維を摂る

痔にとって一番よくないのが便秘と下痢。お通じを整えるために不溶性食物繊維を多く含む食品を積極的にとりましょう。白いご飯やパンよりも茶色いご飯やパンを、さらに、れんこん、さつまいも、じゃがいも、ブロッコリーなどの野菜をバランスよく食べましょう。不溶性の食物繊維は水分を吸収してふくらみ、便のかさを増やし、お通じを整えます。ですから、一緒に十分な水分を摂取することも重要です。他に、ヨーグルトや昆布茶も腸内環境を整えるのに役立ちます。

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4. 紅茶湿布

紅茶に含まれるタンニンも抗炎症作用があります。これを利用するには、紅茶のティーバッグ2つを沸騰させてから、15分ほど冷まして、肛門付近に湿布します。紅茶入りのお風呂や座浴もお勧めです。

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5. トイレの足置き台

痔の主な原因が排便時のいきみすぎだと考えられます。座る姿勢を変えるといきまずに排便しやすくなるため、トイレの足置き台を購入することをお勧めします。足を高くすることで腸と肛門の角度が急になるため、足からの腹圧でお通じがスムーズになるのです。

©Hey Nature/Amazon

そのほかの対策:

柔らかくて破れにくいトイレットペーパーを使いましょう。ウェットティッシュではなく、オイルを含ませたペーパーをお勧めします。アロマオイルを含ませたコットンで湿布するのも有効です。

痔で避けるべきこと:

  • 長時間立ちつづけたり、座りつづけること
  • 長時間のジョギング
  • 香辛料の効いた食べ物
  • トイレで本やメールを読むこと。必要以上にトイレに時間をかけてはいけません。

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注意:お尻から出血するから痔だと思い込んでいたら厄介な病気だった!なんてことも実際にあります。まずは病院に行って深刻な病気ではないことを確認することを強くお勧めします。

人に相談しにくい病気については、こちらの記事もご覧ください。

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