ちえとくをフォローする

healthchannel

歯磨きの新常識|デンタルケアの8つのNG

歯がきれいだと笑顔に自信が持てますよね。でも白く輝く歯を目指してデンタルケアをきちんとしているつもりでも、実は間違ったやり方をしている場合があります。さらに、その昔歯医者さんにオススメされていた歯磨きの常識も変化しています。歯の健康を保つために、NG習慣をやめて、ポイントを押さえた効果的なデンタルケア習慣を身につけましょう。

1. 口臭はトラブルのサイン

口臭は口の中の衛生状態が悪くなっている証拠。自分ではなかなか気づかないので、気にしない人が多いのですが、放っておくと虫歯や歯周病などが悪化して深刻な状況につながることもあります。口臭に気づいたら、丁寧に歯を磨き、お口の中の衛生状態をよくしましょう。また、こまめに水を飲むだけでも、口臭予防には効果的です。

自分では気づきにくい口臭のセルフチェックの仕方がこちら。手首の内側を舐めて、唾液が乾くのを待ちます。舐めていない方と比べて、臭い(硫黄のような臭い)がしたら、口臭があります。

Teeth

2. 食べてすぐに歯磨きをするのはNG

「食べたら歯磨き」が常識だった世代の方にとっては驚きの新常識ですが、食後すぐに歯ブラシや歯磨き粉で歯を磨くのはNGです。特に、酢や柑橘類、梅干しなど酸性食品を食べた後はエナメル質が柔らかくなっています。その時に歯を磨くと、歯がすり減り、虫歯や知覚過敏につながります。特に酸性の食べ物や飲み物を口にした後は30分ほど待って、唾液の力でエナメル質が復活してから、歯磨きをしましょう。

DSC02420

3. 歯磨きは最低2分

歯磨きにどれくらい時間をかけていますか? 歯の表面だけを30秒くらいでゴシゴシ磨くだけではお口の病気は予防できません。目安としては2、3分くらい。左上、左下、右上、右下を30秒ずつ丁寧に磨くことをお勧めします。電動歯ブラシは2分で止まってしまいますが、少なくとも止まるまではきちんと磨くべきです。

Brushing teeth

4. 力を入れすぎない

歯や歯茎は思っている以上にデリケート。力任せにゴシゴシと磨いていると、歯の表面のエナメル質を傷つけてしまい、知覚過敏になったり、虫歯になりやすい歯になってしまいます。優しく触れている程度の力で丁寧に磨くのがコツです。力加減がわかりにくい場合は、歯医者さんに相談しましょう。

17/9/11 260/365

5. すすぎは1回で十分

歯磨きの後、水で口をしっかりとすすぐ人は多いでしょう。でも最近の常識ではこれは逆効果。歯磨き粉には、細菌の増殖を抑制し、歯のエナメル質にミネラルを蓄積して強化するのに役立つフッ化物が含まれているからです。したがって、すすぎは1回程度で十分。最初は少し抵抗があるかもしれませんが、これだけでむし歯になるリスクを最大25%減らすことができます。

The Ever-Popular Wet Chin Style

6. 歯磨き後は何も飲まない

もちろん朝は歯磨きをしてから食べたり飲んだりしますが、夜寝る前の歯磨き後は飲み物でさえ避けた方がいいようです。甘い飲み物や牛乳や豆乳には糖分が含まれているため、一晩かけて最近が繁殖し、歯垢の形成を促進します。また、お茶を飲んでも虫歯にはなりませんが、タンニンが口の中に残り着色汚れがついてしまいます。1日の最後に歯磨きをするように習慣づけるといいですよ。

What a silly glass from which to drink OJ

7. 風邪をひいたら歯ブラシを取り替える

歯ブラシには、たくさんの菌が付着します。虫歯菌だけでなく、風邪やインフルエンザの菌も同じです。ですから、体調がよくなっても歯ブラシを交換しないと、歯ブラシからの再感染の危険があります。風邪がなかなか治らないという人は、歯ブラシの交換を忘れていませんか?風邪をひいたあとは必ず新しい歯ブラシに取り替えましょう。

Brushing teeth

8. 歯ブラシは定期的に交換する

風邪であろうとなかろうと、歯ブラシには菌が付着します。ですから、歯ブラシは定期的に交換する必要があります。1ヶ月から3ヶ月に1回程度の交換をお勧めします。毛先の状態も交換の目安です。毛先が開くときちんと磨くことができなくなるので、すぐに交換しましょう。

365:145

普段何気なくしている歯磨きの方法、間違っていませんでしたか?歯磨きをしっかりしているつもりでも、間違った方法がお口のトラブルを招くことがあります。歯磨きの時間、力加減、歯ブラシの状態などポイントを押さえて、虫歯や歯周病を予防しましょう。