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意外にも買う必要のない美容製品9選

美しくなりたいという欲求はいつの時代も変わらぬもの。女性がスキンケアに使う化粧品数は平均で6個、スキンケア・メーク用品にかける費用は年間で平均71,580円。男性も60%以上のが顔や体の気になる部分のケアをしていることが最近の調査で明らかになりました。

でも「女性用」と銘打たれたパーソナルケア商品の値段は、男性用のものよりも13%も割高だという調査結果も。そしてあまり効果のない、買う必要のない製品もたくさん出回っています。大切なお金と時間は、本当に必要なものにだけ使いたいですよね。今回は買う必要のない女性用パーソナルケア製品9店をご紹介します。

a girl's beauty process

1. 女性用シェービングクリーム

ムダ毛処理に欠かせないのがシェービングクリーム。ムダ毛を柔らかくして剃りやすくし、肌を保護する成分も含まれています。石鹸やボディソープを使う人も多いですが、肌への負担を減らし、きれいに剃るにはシェービングクリームを使った方が良いのです。

でも、女性用のシェービングクリームを買う必要はありません。男性用のシェービングクリームの方が同じ成分でも低価格なので、男性用のものを買った方がお得です。女性用というパッケージにしてあるだけで、中身は一緒です。

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2. 毛穴パック

鼻の頭や小鼻の黒ずみは気になりだすと止まりません。毛穴パックで詰まった角栓を一気に引っこ抜くとすっきりしますが、パックで必要な皮脂や皮膚も剥がれてしまうので乾燥します。乾燥すると肌過剰に皮脂を分泌し、余計に毛穴に汚れが詰まりやすくなってしまいます。

毛穴対策で大切なのはマイルドな泡洗顔と、たっぷりの保湿です。

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3. デコルテ用クリーム

年齢を重ねると首や鎖骨の皮膚がたるんできます。首や鎖骨のシワを予防するという名目で、デコルテ用美容クリームが販売されていますが、成分はフェイス用美容クリームとほぼ変わりません。

フェイス用美容クリームを首や鎖骨に伸ばして、保湿し栄養成分を補ってあげましょう。

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4. ヒートプロテクションスプレー

ドライヤーやヘアアイロンなどの熱から髪を守る効果が期待されるヒートプロテクションスプレー。スプレーに配合されるシリコン成分が髪の毛の表面に膜をつくってくれるのです。でもシリコン成分はシャンプーやヘアオイル、スタイリングスプレーにも入っています。

毎日かなり念入りにヘアアイロンをかける人でなければ、わざわざ購入する必要はありません。

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5. 爪のトップコート

マニキュアをせっかく塗ったらできるだけきれいなまま長持ちさせたいですよね。ネイルの耐久性を上げるためにトップコートを塗る人も多いはず。でも実はトップコートには耐久性を向上させる効果はあまり期待できません。

ネイルサロンで塗ったネイルのような耐久性は、マニキュアそのものの質にかかっています。高品質のマニキュアは、剥がれにくく長持ちします。

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6. ナイトクリーム

夜寝る前に顔に塗るナイトクリームは、ニキビ治療などに使われるビタミンAの一種レチノールが配合されているものが多くあるので完全に意味がないわけではありません。でも保湿効果を狙ったナイトクリームもありますが、よっぽど寒く乾燥した場所で寝る場合以外必要ありません。

洗顔後にしっかり保湿クリームを塗り、十分な睡眠時間を確保した方がナイトクリームを塗るよりも肌のターンオーバーは促進されます。

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7. ミストスプレー

ミストスプレーは日中火照った素肌にかければ気分すっきり、保湿目的で顔全体やデコルテにかけます。ですが、顔にかけたミストが蒸発する際に素肌の水分も奪いながら蒸発するので、素肌の乾燥を招いてしまいます。また香料成分がアレルギー反応を引き起こすこともあります。

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8. あぶらとり紙

おでこや鼻に浮いた皮脂を吸収してくれると、テカリ対策に使うあぶらとり紙。でも皮脂を取り去ってくれるのはハンカチやペーパータオルも同じですし、わざわざあぶらとり紙を買う必要はありません。

また使いすぎは皮脂を取りすぎてしまい、素肌の乾燥を招きます。素肌の乾燥は皮脂の過剰分泌を招いてしまいます。
 

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9.  SPF50以上の日焼け止め

SPF30の日焼け止めよりもSPF90の日焼け止めの方が3倍効果があるように思いがち。でも実際はSPF20〜30のものですでに紫外線の95%をカットしています。SPF50以上のもので紫外線カット率は98%なので、SPF30とSPF50ではそれほど効果に違いはありません。

むしろSPF値が大きくなると効果が高いように感じて、日差しを長時間浴び続ける傾向にあり危険。紫外線を防ぐには、いずれにせよ2時間おきに塗り直す必要があります。

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どれも体に大きな害を与えるものではありませんが、なくても良いものならお財布にも環境にも優しい買わない選択をしたいですね。