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ビタミンDの不足を表す4つの症状

ビタミンDは健康な骨や歯を維持するために欠かせない要素であることはよく知られていますが、それ以外にも色々な効果があります。他のビタミンとは違い、紫外線B波を浴びると体内で生成することのできるビタミンですが、日照時間の短い季節や、太陽に当たらないような環境で生活をしている人にとっては不足してしまうことも。気をつけておきたいビタミンD不足を表す症状をまとめてみました。

1. 抜け毛

ブラシを一眼見た時にいつもより多い抜け毛が付いていたらビタミンDが不足しているかも知れません。

2. 体重が減らない

体重がなかなか減らないのも「日光ビタミン」不足が原因かもしれません。ダイエット中の肥満女性を対象にした調査では毎日ビタミンDを摂取した人は、そうでない人よりも3.2kg以上体重が減少していました。体重を減らしたい場合には日光を体に当てて十分なビタミンDを作りましょう。

3. 慢性的な疲労感

1日中室内で座りっぱなしの仕事をしている人は、日光を浴びる機会がなかなかありません。看護師やオフィスワーカーなどの人は特に日光に当たる機会がありません。そのような人によく見られる慢性的な疲労感はビタミンDの不足によるもの。太陽に当たる機会がない場合にはビタミンDのサプリを摂るようにしましょう。

4. うつ病

ビタミンDの受容体は脳に分布しており、うつ病に関連していると考えられています。そのためビタミンDはうつ病やその他の精神疾患への効果が期待されます。特に日照時間が少ない季節は気分が落ち込みやすいので、季節的なうつを発症する人も少なくありません。冬場でも出来るだけ太陽に当たるようにしましょう。

以上がビタミンDに関する意外と知られていない効果のまとめですが、心当たりや不安な点がある場合には、まずは医師に相談しましょう。ビタミンDを摂取しすぎると腎障害や他の臓器障害を起こす可能性があるのでサプリなどでの無理な摂取は控えてください。