【タモリもニーチェも実践】日本の美徳と思われている○○をやめるだけで、人生は劇的に向上する。

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毎日を前向きに、楽しく生きることができたらどんなに素晴らしいことでしょう。私たちのそんな願いとは裏腹に、大多数の人が、日常の人間関係のしがらみやわだかまりの中で落ち込み、心をすり減らしながら生きています。

特に日本はストレス過多な社会と言われ、人生に疲れて自ら命を絶ってしまう人も少なくありません。ここで、先人たちが私たちに示した生き方のヒントを思い出さねばなりません。実は、偉大なドイツの哲学者ニーチェや、芸能界最大の大物タモリをはじめ、多くの偉人たちが、前向きに生きるためにはある一つのコツがあると述べているのです。それは、日本では美徳と思われている、あることをしないというものでした。

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それはズバリ、「反省」です。意外と思われるでしょうが、ニーチェもタモリも、「反省をしてはいけない」と言う旨の発言をしています。

ニーチェはその著作の中で、「仕事を終えて、じっくりと反省する。一日が終わって、その一日を振り返って反省する。すると、自分や他人のアラが目について、ついにはウツになる。自分のダメさにも怒りを感じ、あいつは憎たらしいと思ったりする。たいていは、不快で暗い結果にたどり着く。疲れているときは反省をしたり、振り返ったりするべきではない」と記しています。

一方タモリはインタビューで、「いちいちやる気を出して、反省していたら2年でバテちゃいますよ。後に引きずらない。やったことはすぐ忘れる。以上が長寿の秘訣」と述べています。また似たような発言をしている偉人は、枚挙にいとまがありません。「しっかりと反省して、次への糧にする」と言う価値観の上で生きている私たち日本人からすると、びっくりするような考え方ですが、実はこれらはただの精神論ではなく、科学的にも根拠のある考え方であると言うことも分かってきています。

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「意志力」の研究で有名なアメリカ人ケリー・マクゴニガル氏の講演によると、将来の意志力の挫折を防ぐためには反省をしない方が良いという結果が出たそうです。ダイエット中の人たちを対象に、ドーナツの試食をさせるというテストで、反省をさせないように促したグループの方が、圧倒的に食べる量が少なかったと言うのです。マクゴニガル氏は、自分を責めれば責めるほど、同じ失敗を、あるいはもっとひどい失敗を繰り返してしまう傾向があると述べています。マクゴニガル氏によれば、反省や恥ずかしい気持ち、後悔の気持ちが、問題に固執する要因になってしまうそうです。

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さらに、右脳には「良い」「悪い」を判断しないという特徴があり、注目したことを再び現そうとする傾向があるそうです。つまり「あのときうまくいかなかった」「あそこがダメだったなあ」と、マイナスポイントにばかり着目していると、良い悪いを判断できない右脳は、それを再び強調してしまうのです。逆に言えば、ポジティブな面を常に考えるようにしていれば、右脳は勝手にその状況を作り出してくれるとも言えます。

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なぜうまくいかなかったのかを考え改善しようと努力するのはとても重要なことです。しかしながら、反省をしてしまう多くの人が、「自分はなんてダメな人間なんだ」と言ったように、自分の全人格を否定してしまい、それにより莫大なエネルギーを浪費していることは事実でしょう。それよりも、過去のことはひとまず忘れ去り、今目の前にあるものに全力でポジティブな気持ちで取り組む方がはるかに建設的であるということを偉人たちは伝えようとしているのではないでしょうか。

可能性は無限に広がっています。思考を常に明るい未来に向けていく癖をつければ、より良い人生が待っているかもしれません。

出典

ログミー

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