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Lifehacks

のど飴、ハーブティー、咳止めシロップはもう忘れよう。せきを止めるこの方法が一番自然で効果的。

季節の変わり目に悩まされるのが風邪。特に、ひどいせきや痰を起こす類の風邪は本当に厄介ですよね。そんなときは一般的にのど飴をなめたり、ハーブティーを飲んだりといった対処法で何とか症状を和らげようとする人も多いと思います。が、こういったものは概して症状を一時的に軽くしてくれるだけであり、根本的な治療というわけではありません。巷では様々な民間治療法が毎年現れ、ブームのように世間を席巻していってはあっという間に消えていきます。

しかし今回ご紹介するのは、非常に手軽ながら大きな効果をもたらしてくれる対処法です。

Flickr/ William Brawley

この治療法は「ハニー・ラップ」と呼ばれるもので、調合した薬を胸に塗った状態で一晩寝るだけという自宅でできる大変簡単な方法です。朝起きれば、あのつらい症状が大幅に改善されていることに気づくでしょう。

「一般的な咳止めシロップと何が違うの?」という疑問を抱く人もいるでしょう。

一般的な咳止めの薬には「コデイン」という鎮痛成分が含まれています。これは、特に12歳以下の子供が服用すると、呼吸障害や意識の混濁、不快感などを引き起こすことがあるそうです。また、コデイン服用によって呼吸抑制で死に至るといったケースも報告されています。つまり、咳止めシロップは服用法を間違えれば、呼吸を楽にしてくれるどころか、皮肉なことに呼吸を止めてしまう結果にもなりかねないということです。

また、咳止めの薬には、コデインに加えて「テキストロメトルファン」という成分が含まれていることがあります。これは咳を止める強力な成分ですが、同時に副作用としてめまいや胃腸の不具合、眠気、肌荒れなどを引き起こすことでも知られています。

Flickr/ Anita Hart 

今回ご紹介するハニー・ラップは、天然由来の材料のみを使用し、つけ心地もよく、何より簡単に作ることができます。上記のような副作用もないため、安心して使用することができます。 

必要なもの:

  • ハチミツ(純度の高いもの)
  • ココナッツオイル(温めたもの)
  • 小麦粉 大さじ1
  • ぺーパーナプキンなど 1枚
  • 医療用テープ

Pixabay

作り方:

ハチミツに小麦粉を大さじ1、温めたココナッツオイルを加えます。よく混ぜたらナプキンの上に取り、それを胸の上に乗せます。ナプキンがずれないよう、端の部分をテープで固定しましょう。

この状態で、大人であれば一晩、子供の場合は2~3時間ほどおいておきます。これをできれば毎日1週間ほど繰り返すと、次第に症状は軽くなっていくでしょう。(出典

せきや痰に悩まされている、でも薬に頼るのはちょっと…そんな人にはオススメです。この方法は市販の薬と違い副作用もなく、またコストもほとんどかかりません。すでに多くの人々、特に子供たちがこの治療法の効果を実感しているということなので、ぜひ試してみてくださいね。